先輩VOICE

土井 雄太 神奈川県 / 早稲田大学高等学院

最適化されたカリキュラム

私が生命医科学科を志望したのは,特別生物が好きだったからということではなく,生命医科学科では多種多様な科目を履修できるということを聞いていたため,大学で今まで興味のなかった分野に手を出してみようと思い,また将来のビジョンとして医学分野であれば,人の役に立つ仕事ができるだろうと思ったからでした。

生命医科学科のカリキュラムは研究活動において必要な知識,経験を得られるように最適化されていると思います。学部1年では生物分野はもちろん,化学,数学,物理含め様々な分野を幅広く学習しました。学部4年の研究室に配属された今では,基礎的な知識はどの分野の研究をするのにおいても必要であることを実感しています。そして学年が上がっていくにつれて神経科学や分子細胞生物学等の専門的な分野を学習することになります。様々な視点で生命現象を学習することで自分の興味のある分野,研究したい分野が自ずと分かってきます。また生命医科学実験では研究活動に必須となる遺伝子工学等の基礎を学びます。この実験科目では積極的な参加が求められ,自分で考える力,プレゼンする力や論文検索のコツ等,研究活動において必要なことを学習することができます。このような多種多様で質の高い講義を受け,生物,医学分野から自分の進みたい道を選ぶことができる,その選択肢を与えてくれるのは生命医科学科のカリキュラムの良い所だと思います。

生命医科学科の特徴として全体の生徒数が60名程度と少ないことがあります。そのため他の学科に比べてインタラクティブな講義が多くなり,サポートも充実したものになります。また少人数だからこそ,知り合いが増えやすく,勉学において助け合える仲間と出会えるという恵まれた環境があります。医学系の道に進みたいけど具体的にやりたいことは決まっていないという方にもおすすめできる学科です。