先輩VOICE

大沼 友樹 東京都 / 世田谷学園高等学校

色んな選択をして自分だけの充実した大学生活を送れる学科

生命医科学科(以下、生医)では学部1年生からの3年間で主に生命科学に関する基礎知識を学びます。最初は理工系の基礎科目や生物・化学に関する講義から始まります。私は理科の受験科目として物理と化学を選択したため、生物に不安を抱えたまま入学したのですが、基礎的な内容から学習が始まったのでしっかりとついていくことができました。生医では生物や化学だけでなく、物理の知識も必要となります。そのため、大学受験の科目として選択しなかった科目についても幅広く学習できるのが生医の特徴です。学年が上がると専門的な内容に入っていき、最先端の生命科学の研究について知ることができます。実習も実践的な内容になり、それを通じて将来どんな研究をするかをイメージしながら技術を習得します。

学部4年生になると希望する研究室へ配属され、自分のテーマに関するスペシャリストとして研究を始めます。生医にある10個の研究室では幅広い分野の研究が行われています。生命現象のメカニズムを研究する理学系の研究、材料やデバイスの研究開発をする工学系の研究、いま流行りのプログラミングを用いたインフォマティクス系の研究など様々です。また、研究対象とする生物も数マイクロメートルの細胞単位からマウスやゼブラフィッシュのような小動物単位まで様々です。私は生医に入る前は何について研究したいかが曖昧でしたが、研究の選択肢が豊富に用意されているので、興味のある研究分野を選択することができました。

生医のカリキュラムでは一部、選択科目や自由科目があり、他学科聴講の制度を利用すれば、生医以外の授業を受けることができます。早稲田大学には豊富な学部学科がありますので、生命科学だけでなく、将来に役立つ色々な授業を受けることができます。研究活動や講義などを自分が好きなようにカスタマイズして、早稲田の生医で充実した大学生活を送りましょう。